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チャレンジキャンパス始動!!

2022.12.29 F-design 

こんにちは!
F-designメンバーの西山です。

いよいよ2022年も大詰めですね。良い締め括りをしていきたい時節です。

そんな年の瀬に、第一回チャレンジキャンパスを実施してきました!
今回は、記念すべき初回実施ということで、その内情を報告していきたいと思います。

チャレンジキャンパスとは?

チャレンジキャンパスとは「F-designに関わった若者はこのまちにワクワクする」というコンセプトのもと、地域の課題と若者の挑戦を繋ぐF-designの新規事業です。
若者たちが地域の困り事に貢献していくなかで、自身の「やってみたい」を見つけ、富士市というフィールドで実現していく。そんなプロジェクトになっています。

そして、今回は西山が「やってみたい」を持つ若者として、第一回チャレンジキャンパスのチャレンジャーを勤めさせていただきました。

1つ目のチャレンジ

チャレンジの内容は、高校生向け自己理解ワークショップ”自分らしさについて考える”です。
今回は、富士市立高校の生徒会役員のみなさんを対象に実施させていただきました。

このチャレンジを選んだ背景について、少しだけ書いていこうと思います。

実は、もともと私はやりたいことに打ち込んできた人間ではありません。むしろ、必要そうなことをこなしたり、期待されていることに応えて、それなりに上手くやってきたタイプでした。
でも、そんな生き方だと、上手くいくまでに苦しくなることが多かったし、上手くいったのに虚しくなることも多かったんです。だから、上手くいくかどうかとは別に、自分が満足できるかどうかについて考えることってとても重要なことなんだと思うようになりました。
なんですけど、世の中には「こうしたら上手くいくよ」っていう方法論が溢れていて、それらに翻弄されて自分らしさを見失っている人ってとても多いんじゃないかと思います。だから、人生選択を控える高校生のみなさんに、価値観ベースで対話できる機会を提供し、自分自身について一度考えてみてほしかった。

そうして実施したのが、高校生向け自己理解ワークショップ”自分らしさについて考える”です。

また、ワークショップ実施にあたり、富士市職員の福島勇輝さん、F・T.GYMトレーナーの福島未里さん夫妻にご協力をいただきました、ありがとうございました。

チャレンジしてみて思うこと

最初に感じたのは、高校生にも自分の主張は届いているという実感です。
正直、自己理解という手段でどこまで深い対話を実現できるか少しだけ心配していました。しかし、ワークが始まれば、自分はこういう経験からこんな考えを大事にしてるとか、日常のこんなところに違和感があるなんて話を多く聞くことができました。高校生に一人の人間としての対話を期待するアプローチは間違っていなかったと感じましたし、それらが実現できる環境を提供できたことは1つの自信になりました。

ただ、やっぱり主張を届けきれなかった人がいることも感じました。
ワークのなかで、あまり深い思考に至らなかった人はもちろんいましたし、結局自分らしさを考えることにどんなメリットがあるのかピンときていないような人もいました。でも、これは自己理解というアプローチの性質上、仕方のない部分もあるように感じていて。貢献したい相手に対して、自分の主張が正しく届けられる適切な手段とは何なのか、今後も考えていく必要性を強く感じました。

ざっくりですが、こんな感想です。

チャレンジキャンパスでの挑戦は一旦区切りとなりますが、私自身の試行錯誤はこれからも続いていきます。今回実施させていただいたチャレンジの経験を糧に、2023年も駆け抜けていきたいと思います!

それでは、良いお年を!!